2007年10月15日 13:00
模様替え
カラーコーディネータ すずか ちはや
日本色彩学会会員 / 日本メンタルヘルス協会認定カウンセラー
皆さんはどのようは観点からインテリアを考えますか?
居心地、使い勝手などいろいろな希望が浮かんできますね。お部屋のインテリアを考える時、色はとても重要な要素です。今までのお部屋から、一変して「新しい気持ち」で模様替えをする時、家具を動かしたり、新しい物を揃えたりする場合もあるでしょうが、その中に「こんな感じ」という希望を色に込めてみてはいかがでしょう。
まず、カラーヒーリングという考え方で覚えていただきたいのが「色は肌からも感じる」ということ。「見る・着る・食べる」が基本なので、模様替え・お部屋は「見る・着る」が関係してきます。
さて、失敗しない部屋作りですが、春・夏なら「寒色系」、秋冬なら「暖色系」を基本ベースにするといいでしょう。寒色系は体温や室温を下げ、暖色はその逆で上げるので、冷暖房機具の節電になります。カーテンを、ブルー系から、ピンクやオレンジ系に変えるだけで、心拍数や血圧が変化するのです。
もっと大掛かりな壁紙などを替えるのであれば、お薦めは「ベージュ」「ペールグリーン」「スプレーグリーン」。白は面積が広いと威圧感がでて、落ち着きのない状態を作ってしまいます。なので、ゆったりリセットをしてくれる「ベージュ」。また、植物の緑は浄化力が強いのでお薦めですが、麻雀やビリヤード台の濃い緑は、強すぎて胃腸を刺激するので広範囲ではお薦めできません。
色の効果を意識して、たくさんの色を使っている人は別ですが、最近では、洋服はなるべく、当り障りのない「白・黒・ベージュ・茶色」などが多くなりがち。おまけに、コンクリートで造られた建物の中での生活が多くなってきています。すると「森林浴」などの自然を渇望する現象があらわれ、ストレスという言葉に日々支配されているということは、人は疲れているのです。せめてお家でゆっくり休みたいという希望を叶えるには「リラックス・健康・呼吸・癒し・休息」の効果を発揮する「優しい緑のペールグリーン・スプレーグリーン」が良い訳なのです。
そして、挿し色として、いろいろな色を効果に応じて選んでいくのが有効でしょう。寝室には青で質の良い眠りを、書斎・勉強部屋は寒色系で冴えた頭を、食事などをする部屋はオレンジや黄色で楽しい会話と美味しい食事、このように挿し色を小物に使ってみてください。
是非、色の心理的効果を実践・実感して,快適に過ごせるようにチャレンジしてみてください。

