冬の部屋
インテリアコーディネータ 岡部 文絵(おかべ ふみえ)
インテリアコーディネータ/インテリアプランナー/カラーコーディネータ
日中お部屋にいる時は、暖かい日差しのあたる窓際に座りたくなるこの頃です。
ガラス越しに入る陽だまりの中で、本を読んだり、猫と遊んだり、たまには窓の外を眺めたり・・・・・・。あなたのお部屋の窓からは、何が見えますか?
色づいた樹木や、赤い実を付けたベランダの鉢植えでしょうか? それとも空だけ?
空だけだって、冬の空はどんよりしていることが多く、こんなに日差しが入ってくる日はうれしくて、何度も窓に目をやってしまいますね。
四季のある国に暮らす者だけの贅沢として、インテリアにも季節を取り入れてみましょう。ちょっとした工夫で、毎日がなんだか優雅に、そして豊かな気持ちで過ごせます。
窓の外を吹き過ぎる木枯らしの音を聞きながら、暖かいお部屋でくつろぐ幸せ。そんな冬のお部屋を演出する"インテリアコーディネート術"をいくつかご紹介いたしましょう。
■『色』で暖かみのある部屋を演出
・紅いリンゴが盛られた籐かごがあるお部屋、・窓際に置いたポインセチアの鮮やかな赤、・渋い赤に黒の四角柄が北欧っぽいラグを敷いてみる、・白いソファに置かれた赤いクッション、などなど。暖色系の≪赤≫がアクセントになったインテリアです。
■『灯り』で暖かみのある部屋を演出
・湯気のたつ食卓を照らすポール・ヘニングセンのペンダントライト、・ガラストップのコーヒーテーブル下に置いた床置きランプ、・ベッドサイドに置いたペアのナイトスタンド、などなど。時にはキャンドルだけで冬の夜を過ごすのも素敵です。
■『素材感』で暖かみのある部屋を演出
・コルクのトレーに乗せた丸みのあるマグカップ、・木をスライスしたシェードを透かしてもれる灯り、・毛あしの長いシャギーカーペットがあるソファ周り、・無地だけど織柄で凹凸感があるリッチなカーテン地、などなど。見た目の他、手ざわりや肌ざわりでも温かさを感じる素材はたくさんあります。
"インテリアコーディネート術"って、そんなに大げさにする必要はありません。
少し身の回りを眺めてみる、ちょっとだけ工夫してみる、そんな気持ちの"ゆとり"と面倒がらずにやってみる "行動力"が、素敵なインテリアの『Home』にしてくれます。



