風水とお片付けの関係
風水アドバイザー 隆 瑞樹(りゅう みずき)
占術:西洋占星術・タロット・風水術・四柱推命・九星気学・数秘術等
【風水】という言葉がしっかりと市民権を得ている昨今です。
雑誌やテレビで風水のちょっとした特集をしているのを目にすることも多いでしょう。
みなさん、風水というと、何を想像しますか?
方位や色の組み合わせ、家具の配置や、風の抜ける場所、玄関や鏡の使い方などなど、風水の世界は情報が満載。
わたしもよく「金運の良くなる風水を!!」とか「パートナーとめぐりあうための風水は?」と尋ねられます。
家の間取り図を眺めて、西はこちらで、家のこちらが鬼門で、ここの廊下に窓はなく......と、考えることも、
もちろん大切です。
しかし、風水にとって、もっとも大切なことは、お掃除とお片付け。
どんなに美しく調和のとれた方位や色であっても、家の中が汚れていては、効果激減。
むしろ、部屋の方角が多少悪かったり、風通しがいまひとつだったりしていても、いつも部屋の中が塵ひとつなくピカピカしていて、明るく、いい香りで満たされていれば、それはとても運気のめぐりの良い家に早変わりするのです。
かつてわたしが風水を学んだとき、最初の授業で師のいったことが、とても印象に残っています。「風水の九割は掃除と片付けにある」、と。
そして、その日に出された課題が、「今夜中に家の中の物を三分の一に減らしなさい」でした。
実際その日は掃除をして、だいぶ物を捨てたものの、三分の一に減らすことはできませんでした。
しかし、のちに引っ越すことになり、思いきって持っていくものを三分の一程度まで厳選したら、それでもしっかりと生活が成り立ち、何も困らないことが判明しました。
それまで本棚にズラリと並べていた書籍類も、すぐに使うものだけを数冊持っていき、残りの半分を実家に、もう半分を古書店へ持っていきましたが、何も問題はありませんでした。
景気が悪いというものの、物資的には飽和状態にある日本。
いつの間にか生活に必要以上のものをこんなにも持っていたのだと、捨て置いたことで初めて実感したのでした。
物の少ない生活はシンプルで、とてもすっきりします。
片付けるのもラクですし、スペースが多く使えるので、その分、緑や花を増やしました。
何かを購入するときは、本当に必要かどうか吟味してから選び、新しいものが家にやってきたら、古いものをひとつ、家の外へ出すという習慣を身につけます。
朝、子供を送り出すときに玄関の掃き掃除。
ベランダの窓を開けたときに、窓磨きと水遣りと外床の掃除。
朝食の後片付けの際に、床まで、サッと掃除機をかける。
日々の生活の中、コマメに掃除を取り入れると、汚れが溜まらないので、簡単に済むようになります。
物を減らして、すっきり片付け、サッと掃除する習慣のある暮らし。
風水と共に生きる、というのは、こういうことではないのかな、と、日々心地よく暮らしながら、実感しています。



