2009年7月アーカイブ
エアコンのお手入れ
ハウスクリーニングアドバイザー
高橋 敬子(たかはし けいこ)
NPO法人ハウスクリーニング協会理事
皆様こんにちは。
毎日毎日暑い日が続いていますね。
きっと、皆様のお宅ではエアコンがフル稼動しているのではないでしょうか?!
そんなこともあり、今回はエアコンのお話をしましょう。
私もよくスクールの中で伝えさせていただいているのですが、エアコンのお掃除ってとても大切なんですね。
エアコンは暖かい空気を冷やすので、必然と湿気を帯びるものなんです。ダクトを通し水分を外へ出していますよね。それでも、エアコンの内部(特に吹出し口の奥の壁面とファン付ローラー)は、湿気を帯びそこにカビが発生しやすくなるのです。それを放っておくと、そのままエアコンをつけた時に、カビも一緒に吹出し口から出てきて部屋中に撒き散らしてしまうことになるのです。
ですから、エアコンのお手入れとはフィルターだけでなく、吹出し口の奥や出口付近をよくお掃除することが大事なんです。
むしろ、健康面から考えると、フィルターお掃除よりこちらの方が大事なことです。
普段は届く範囲で各ご家庭で拭くことはできますが、カビ臭くなるようでしたら、やはり専門業者さんへ頼んでしっかりと中まで洗浄してもらうことをオススメします。
ところで、最近よく「お掃除いらずエアコン」というのが、増えているようですね。
「わぁ~、お掃除いらないなら楽でいいな!」なんて思い購入されていると思いますが、ちょっと待ってください!
「お掃除いらず」とは、何をお掃除をしなくていいのかというと、フィルターのことなんです。確かにフィルターもお掃除しなくていいのなら大変楽ですね。でも先ほど述べたように、健康を考えると吹出し口の奥の洗浄の方が大事なんです。
そして、この「お掃除いらずエアコン」は、全面に自動洗浄機があることで、専門業者でもエアコンクリーニングをできない業者さんが多いのです。できたとしても、多分割増料金を支払うことになると思いますよ。
ですから、「お掃除いらず...」で安心してはいけません。もしそのようなエアコンをお持ちでしたら、吹出し口も届く範囲でお掃除してください。
それと、こんなこともありました。やはり「お掃除いらず...」を購入し、一度もフィルターを掃除したことがないお宅に伺ったところ、フィルターが埃だらけでした。
どうして?お掃除いらずなのに...とよく説明書を見ると、フィルターのお掃除はしなくていいのですが、自動で埃をとる機械に溜まった埃は、やはり定期的に捨てなければいけないものだったんです。
やはり、お掃除ってどんな便利な世の中になっても、最終的には人の手に勝るものはないのでしょうね。
皆さん、エアコンを買い換える時は、よくお店の方にお手入れ方法を聞いて確認してからにしましょうね!
整理収納上手は旅上手
整理収納アドバイザー 後藤 史恵(ごとう ふみえ)
NPOハウスキーピング協会2級認定講師、
整理収納アドバイザー1級、インテリアコーディネーター、
カラーコーディネーター2級、福祉住環境コーディネーター2級
待ちに待った夏休みです。
みなさんはこの夏はどこかに出かけられる計画はありますか?
家の片付けをテーマにした講演会で終了後に会場から質問を受け付けたところ、真っ先に手を上げたご婦人から「旅行バックの中のうまい収納法」を尋ねられたことがあります。最初面食らったのですが、よく考えたら旅の荷造りも家の片付けも同じことに気がつきました。
整理収納の基本は不必要なものを取り除くこと。
本当に必要なものだけを使用場所や頻度、目的などで分類して、適した場所に適したやり方で収納していきます。旅の荷造りの手順とまったく同じです。
このご婦人もよく話しを聞いてみるとあれもこれもと欲張って持って行きすぎのようで、基本中の基本でつまづいていました。
仲間で一泊の旅行に行く時に、小さなかばん一つで身軽な人もいれば、大きなかばんに小さな手提げまで持っていて重たそうな人もいますね。
どうして持ち物の量にそんな差がつくのでしょう?人により必要なモノが違うのも確かですが、本当にないと困るものはそれほど差がないはず。それは「あれば便利・安心」というモノの差ではないでしょうか。
たくさん持てば確かに旅先でも愛用の品が使えたり、もしもの不安から開放されるメリットはあります。でもその一方かかばんの中がいっぱいでモノがサッと出せない、重くて疲れてしまうデメリットも。
先ほどのご婦人も宿での帰り支度に手間取って集合場所に行くのがいつもビリなのをなんとかしたいと相談してきたのでした。
家の片付けも同じでモノが増えればふれるほど、それを収納するスペース、維持管理する時間や手間は比例して増えていきます。片付けに終われない時間のゆとりや広い生活空間がほしければモノを処分して減らすか、処分できないなら家の外に収納場所を作るか借りるかです(でもそれにはお金がかかりますよね)。
何かが出っ張れば、どこかがへこむという具合です。
せっかくの旅行も荷物を持っての移動で疲れて楽しめなかったら本末転倒。
何が一番大切か優先順位をつけながら判断する。
これは旅行の荷造りにも、家の片付けにも共通する課題です(もっと大げさにいうと人生は日々選択の繰り返しですね)。
この夏は旅支度をしながら優先順位のつけ方を見つめなおしてみませんか?
子どもと一緒に!2学期をスムースにスタートさせる夏休みの整理収納のコツ
整理収納アドバイザー 尾山 敬子(おやま けいこ)
整理収納アドバイザー 1級
もうすぐ夏休みがスタートしますね。
でも、事前に計画をたてて過ごしていないと瞬く間に夏休みが終わり、ドタバタと2学期を迎える準備をしなければならないことに・・・
充実した有意義な夏休みをすごして、2学期をスムーズにスタートをさせる整理収納のコツは、
夏休み前の事前の段取りと終業式の日のチェックがポイント。
夏休みは、生きていく知恵や力を育むいい機会です。
「自分のモノの管理」を子どもに伝えることを意識して、一緒に準備をしてみませんか。
まずは、夏休み前から段取っておくことは2つ。
1.「2学期に持っていかなければならないモノコーナーを設けておく段取り」
夏休みになるといつもは学校や幼稚園に置いてある
お道具箱や楽器や裁縫用具、体操服、上靴、給食エプロンなど
様々な子どものモノがドッと家の中に溢れてきますよね。
これが結構いつもの部屋をごちゃごちゃにさせる元。
あちこちに収めるのではなく、まとめて置いておくことがポイントです。
まとまって置いておくと、モノの管理と状況の把握がしやすくなるので、とても楽に2学期の準備ができますよ♪
例えば、カゴに入れてまとめておく。
大きな紙袋に入れておく。など。
2.「プリント・宿題・成績表など紙のモノをまとめておく段取り」
学校や幼稚園から終業式にはたくさんのプリント類を持って帰ってきますよね。
夏休みの宿題や予定を管理するためにも、紙類をまとめる段取り。
例えば、それぞれの子どもごとにクリアファイルにまとめておく。空箱に入れておく。など。
以上は夏休みが始まるまでに意識しておきたいこと。
そして肝心なのは、終業式の日。
長い夏休みだから後ですればいいや。と思わないで!
このタイミングですることが大切なコツなのですよ。
後回しにせず、是非以下のポイントを終業式の日にチェックしてみてくださいね。
子どもと一緒に確認できたものから、段取っておいた場所へ振り分けて、現状を把握しましょう。
・お洗濯するモノ
制服、体操服、給食エプロンなどお洗濯をして、2学期に持っていける状態にしておきましょう。
・サイズのチェック
制服や体操服、給食エプロン、上靴などサイズはどうかな?
・ノート、文房具、お道具箱などのチェック
足りないモノや壊れてるモノはない?
早めにわかっていると買い物の段取りも効率よくなりますよ。
・プリント類の確認
夏休み全体の子どもの予定や宿題の確認を。
・通知表などにハンコを押しておく
夏休みの終わりにバタバタしないためにも、この段階で済ませておきましょう。
・宿題の確認
夏休みの初めにどれだけ、どんな宿題があるのかわかっていると夏休みの予定も満喫できますよ。
夏休みの暮らしを快適に有意義に過ごすためには、「夏休み仕様のモノの居場所の確保と管理」がポイントです。
そろそろ夏休みの段取り始めませんか?
きっと、2学期もスムーズにスタートすることができますよ♪

