黒の使い方
カラーコーディネータ すずか ちはや
日本色彩学会会員 / 日本メンタルヘルス協会認定カウンセラー
黒・白・グレーなどのモノトーンは何かと便利な色たちですね。
皆さんも洋服やインテリア、小物に重宝している色ではないでしょうか。
ですが、使い方によっては、色々な影響がでます。
今回はその中でも、「黒」のお話です。
白は太陽光の色といわれています。黒は、太陽の光を全部吸収してしまうので光が反射しません。
ですから、私たちの肉眼では黒くみえるのです。
カラーヒーリングから見ると、私たちの体に光の波長が届かず、その影響を受けることが出来ないことになります。
確かに、黒はファッショナブルな色というイメージがあり、威厳のある印象があります。黒い車、服、髪・・・誰にも文句を言わせない、かっこよく、一人でも負けない色としても人気があります。
また、衣服にまとうと、2~4キロやせて見えます。さし色やベーシックカラーとしても実に便利です。
この色は強い個性をあらわしていて、「私には指図なんて必要ない、自分のことはわかっているから」という意識の人が多いとも言われています。個人を好み、他人との交わりをあまりせず、人と違うことに喜びを感じる方も多いようです。ミュージシャンや芸術家、デザイナー、学者、スポーツ選手、宗教家など、強烈な個性を能力として発揮していく職業の方々に好まれるのは、色そのものが語らずとも、強く、権威を色が演出し、自分と他人を区別しているから、また、ここぞとばかりの大切な瞬間に力を出せる色だと言われています。
また、恐怖心などの本心を隠すことも出来る色でもあります。
ですが、この色のイメージは良いものばかりではありません。
カラーヒーリングでは、もっとも危険な影響を与える色であるとも言われています。
この色は使い過ぎると「強情」「孤独」「優柔不断」「差別」「支配」「絶望」「閉鎖的」など、ネガティブな言葉が並びます。
おまけに、太陽光を体に届けないので、代謝が落ち体のシワ・たるみを導き、肉体疲労を解消できず、ストレスを溜めやすいという危険があるのです。
色にはポジティブな面をネガティブな面があり、今回の「黒」はその両面がとても印象や影響に強い意味を持っています。
人気の色ですし、使いやすく、好きな方も多い、頻繁に使う「ぶなんな色」。
でも、使いすぎに注意です。欲しかった影響の他に、いつのまにか、ネガティブな影響も同時に起こっているかもしれません。
そういえば、最近ついてないのは、黒の使い過ぎではありませんか?みなおして見ましょう。

