2009年9月アーカイブ
狭い部屋でも快適に暮らす秘訣
整理収納アドバイザー 後藤 史恵(ごとう ふみえ)
NPOハウスキーピング協会2級認定講師、
整理収納アドバイザー1級、インテリアコーディネーター、
カラーコーディネーター2級、福祉住環境コーディネーター2級
私事ですが今年の七月から実家を出てまた一人暮らしを始めました。
インテリアコーディネーターの仕事で使う資料はカタログや壁紙やカーテンなどのサンプルなど場所をとるものばかり。
会社をやめてフリーになって1年半、実家の8畳の自室で仕事をしてくのもモノや来客が増えてきて限界になり、交通の便が良い駅の近くに部屋を借りることにしたのです。
さて、部屋選びにいろいろ悩んだあげく決めた現在の住まい兼仕事場は、なんと5・5畳の1Kです。
今までの文章の流れでいけば8畳より広い部屋になるハズですが、いったいどうして前より狭い部屋になったのでしよう。
当初は2DKを希望していました。しかし希望エリアでその広さの物件は予算オーバー。家賃にお金を取られる分おしゃれ費やレジャー費を削るか、エリアを代えるか悩みましたが、そこで思い切って発想を転換!!!
どんなに広い部屋を借りたとしても、スペースがあればあるだけモノは増えていくもの。
増えれば片付けも大変になる。
それなら新居には最低限必要な生活用品と今取り組んでいる仕事で必要な資料だけ持ち込み、あとは実家においてそのつど入れ替えればよいと...。
整理収納アドバイザーとして「収納問題をスペースで解決しようとしてはダメ」と日々言っている立場です。
どれだけ狭い空間で暮らしていけるか自ら実践(いや実験?)してみようと、思い切って狭い部屋を選んだのです。

住み始めて2ヶ月たちましたが、モノはなければないでどうにかなるものですね。
新居に持っていかなくてはと思っていたものでも結局実家に置いたままのものも多くあります。
コンパクトなのでほしいものにすぐ手が届いて快適。特に仕事中キャスター付のいすを少し動かせば座ったまま資料を取りにいけるのは気に入っています。
私はコックピットSOHO(スモールオフィス・ホームオフィスの略)と呼んでいます。
ここの部屋作りや暮らしはブログにつづっていますので興味のある方はそちらをご覧ください。
多くのものに囲まれている私たち、何が本当に必要なものなのかすぐには判断がつきませんよね。
私だって実家というとりあえずの置き場あったから今回の決断ができたわけで、新居に持っていくモノ以外全て処分しないといけなくなったら、無理して高いところに引っ越していたかもしれません。
全ての物を手元においておこうとすると、広いスペースと維持管理の手間とお金がかかります。
ならば発想を変えて外に収納スペースを持ち、使用頻度の低いものを移すとか、処分すべきものか迷っているものを一定期間保管しておく場としてもよいでしょう。
私のように実家がないという方も今はレンタルトランクルームも各地にありますし、家の近くにないという場合でも宅配便で荷物の受取ができるサービスもありますので、もっと積極的に使ってみてはいかがでしょうか?
『暮らしの衣替え』 お家の中を秋冬仕様へチェンジするポイント
整理収納アドバイザー 尾山 敬子(おやま けいこ)
整理収納アドバイザー 1級
今年は5連休になる9月のシルバーウィーク、みなさんはどんな予定されていますか?
お家でじっくり型の方へ、イベントや大きな行事が多い、秋から冬の時期を快適に迎えるために「暮らしの衣替え」を改めて考えて取り組んでみませんか?
「衣替え」は実はよく考えてみると「衣類」だけではありません。
改めて意識してみると、衣類以外の衣替えも結構あるものです。
「暮らしの衣替え」と題して、お家の中のモノ全般を見直して、今から計画的に秋冬仕様へチェンジするポイントをまとめてみました。
1.家電の衣替え
扇風機やクーラーのお掃除をして、ストーブや電気カーペットの入れ替え。
家電の入っている箱に入れず、ビニールや専用のカバーで覆い収めましょう。
2.ファブリックの衣替え
ラグ・カーテン・クッションなど秋冬バージョンへ変えましょう。
3.食器の衣替え
涼やかなガラス食器などをしまい、これからの時期よく使う食器の見直しをしましょう。
4.靴の衣替え
ブーツなど秋冬の靴は夏に比べて靴の収納スペースが多く必要になります。
たたきに靴が出しっぱなしにならないように、今から靴の収納計画をしましょう。
5.寝具の衣替え
夏の寝具を干して、カバーを洗いよく乾かして来シーズン気持ちよく使えるように収めましょう。秋から冬のお布団の準備は整っていますか?
6.カバンの衣替え
来シーズンまで形を保つように収めましょう。いろいろな形やサイズ。素材や用途に分けて収納方法を考えましょう。吊る。立てる。入れ子にしてしまう。たたむなど収納方法があります。
7.アクセサリーなど小物の衣替え
夏仕様のアクセサリー、帽子、日傘などをしまい、マフラー、手ぶくろなど冬の小物と入れ替えましょう。
8.インテリアの衣替え
雑貨やスリッパなど夏バージョンから秋冬バージョンへ。色・素材などを落ち着いた温かみのあるものへ変えてみましょう。
9.下着の衣替え
衣類と合わせて、現実とても様々な下着をお持ちではないでしょうか。
これからの時期、下着は時に使用頻度が高くなるものですよね。
今から、計画的に下着の見直しをしましょう。
10.その他
お化粧品を秋冬バージョンへ
防虫グッズはしまいましょう。
これからの時期、頻度の高いマスクやカイロなどをしまう場所はありますか?
水着など夏のレジャー用品もお手入れをしてしまいましょう。
いかがですか?
秋の夜長、じっくりお家のモノの見直しながら、暮らしを楽しむための「暮らしの衣替え」を始めてみませんか?
秋に向けての夏のお片づけ
整理・収納アドバイザー 中田 香苗(なかだ かなえ)
整理収納アドバイザー 1級/プロフェッショナルコーチ
私の住んでいる静岡では8月に地震がありました。皆さんの所は、大丈夫でしたでしょうか?
久しぶりに長く揺れた地震で目が覚めた1日は、とても疲れた気持ちがしました。
その後、モノの整理・見直しに拍車がかかった話をしたところ、同じように思われモノの片付けをした方も多かったようです。
安心安全効果の高い整理収納です。改めて生活の見直しをと感じた出来事でした。
それでは、秋に向けて夏のお片づけをすっきりさせてしまいましょう!
1、夏・限定のモノを片付ける
夏に使った、夏しか使わないモノをお片づけしましょう。
レジャー用品も多種多様にありますね。今年新たに増えたモノもあるかもしれません。
浴衣などは、夏物衣類のグルーピング(まとめ方)よりも、夏限定のイベントモノというカテゴリー分けし、収納した方が分かり易いお宅もあるでしょう。
大事なことは、その時の気分で決めてしまうのではなく、一定の自分ルールを決めて収納していきましょう。
・グルーピング(まとめ方)は、自分の持っているモノとご自宅・収納場所に合わせて
考えましょう。
・使用頻度の高いモノが、一番取り出しやすくなるように収納していきます。
と、いうことは、使用頻度の低いモノは取り出しやすい位置でなくてもOKです。
・来年、探し物をしないように、分かりやすく、取り出しやすく収納しましょう。
・モノが多いお宅では、書き記しておくことも必要です。
2、カラッと効果を活かす
こうなるとカビの問題が発生しやすく、家やモノにとっても良い環境ではなかったことでしょう。
カラッと晴れた日を使って収納場所に風を通しましょう。
洗濯してから収納したいモノも気持ちよく乾きお片づけしやすい時期ですよ。
・広い場所や、沢山のモノが収納
されている場所(押入れ・クローゼット・
納戸)などを、この時期に見直すことで
暮れの大掃除が格段に楽になります。
寒い12月よりも今の季節がオススメ
です。
・この際、風通しをよくすることを
メインにしましょう。
(モノの見直しについては、明らかに持っている必要のないモノを間引く
程度にしてもOKです)
・拭き掃除をすることで、更にスッキリ度がアップします。
3、夏の疲れを残さないように
夏の暑さや冷房の冷たさに体が疲れている場合もあります。
冷蔵庫の整理収納で、自分の体に目を向けてみましょう
食材の整理は、賞味期限があり比較的取り組みやすいのです。
まずは買い物は控え、今ある食材の中で献立を考える習慣を!
(食品庫や乾物類までも整理が進み一石二鳥効果があります)
今あるモノを使いきろう!という意識へと変化させましょう。
ドレッシングが残っていたら、それを使う献立を考えます。
更に、冷蔵庫は汚れが溜まりやすい場所です。空間が空いてくることで、掃除もしやすく衛生的な使い方ができるようになります。
「食」を見直して、自分の体調管理に役立てて下さい。
プラス+救急箱も一緒に見直しを
季節の変わり目にオススメです。(賞味期限切れ、買い足す必要があるモノ・何年も使用頻度のないモノなどを重点的に)
以上、気になった箇所がありましたでしょうか?
このように話してみると、季節の変化ごとに整理収納を見直すことが大切なポイントになります。
そして、自分の時間の優先順位も自然と整理が出来てくるようになります。
夏のお片づけをしながら、秋の楽しみに思いをはせて・・・
お片づけは、毎日を丁寧に暮らす大切な一歩だと気づくでしょう。

