和の心で迎えるお正月の"しつらえ"
インテリアコーディネータ 岡部 文絵(おかべ ふみえ)
インテリアコーディネータ/インテリアプランナー/カラーコーディネータ
慌ただしい季節となってきました。お正月の準備は始めていますか?
日頃忙しい毎日を送っている私たちですが、お正月は、家族で初詣に行ったりおせち料理を味わうなど、しみじみ"和の心"を感じるひと時、大切にしたいですね。
お正月をイメージする、"緑・紅・白"3つの色から、お正月を迎える "和のしつらえ"についてお話します。
◆緑・・・・門松
門松は、新年の神様、歳神様がお家に降りてくるための目印と考えられています。
「松は千歳を契り、竹は万代を契る」と言うように、青々と生命力の強い松と竹は、そこに神様が宿ると考えられていて、これらを飾ることによって幸せが訪れると信じられています。
マンションだったら"根曳き松"をアレンジ
根から曳き抜いた若い黒松を、二つ折りにした和紙で包み、紅白の水引で結んだものです。
洋風のお家やマンションの玄関には、紅白の和紙や金の水引などで、クリスマスリース風にアレンジするとよいでしょう。
ぜひ、オリジナルの玄関飾りを作ってみてくださいね。
いつ頃から飾ればいいのでしょうか?
28日までに飾るのが一般的です。クリスマスリースを片づけると同時に26日頃から飾ってもよいですよ。
29日は「九松」(苦松)に通じると言い、31日は「一夜飾り」といって避ける習慣があります。
◆紅白・・・・おめでたい組み合わせ
鏡餅を供える
神様の力が宿るとされる銅鏡に似ていることから、お正月の飾りとして用いられるようになりました。
まっ白のお餅を、四方紅の紙を敷いた三方に、裏白(シダ)、橙(代々栄える)と共に飾ります。
しめ縄にも使われる四手(紙垂)を、紅白にすると、繁盛に加え魔除けにもなります。
お鏡セットをそのまま飾るより、インテリアに合わせて自分らしくアレンジしてみましょう。
例えば、赤い漆のお盆に和紙を敷き、まっ白な鏡餅を乗せます。アクセントに緑の松葉か南天の葉を添えると、洋風のインテリアにも似合う鏡餅の出来上がり。
羽子板と破魔弓矢
女の子が初めて迎えるお正月には「羽子板」を、男の子の場合は「破魔弓飾り」を飾る習慣があります。
羽子板の羽は無患子(むくろじ)という木の種で『患ら無い、邪気を(羽)除ける』と、病気をしないで健やかに育つようにという意味があります。
赤い羽根と白い破魔矢、白地に赤の日の丸国旗、お正月は紅白のおめでたい色がいっぱいです。
お正月の準備
正月初めといって12月13日頃から始めるものとされています。この頃なら、黒豆や昆布などおせち料理の材料を、値上がり前に買うことができますものね。
それから、年に1回使う、重箱やお椀、お屠蘇セットなどの正月用品や、クリスマス飾りは、それぞれ箱に入れ「ちょこトラ」で預けておきましょう~。セットのまま届けてくれるので、準備も手早くでき、大変便利です。
準備は早めに、お正月はゆったり過ごしましょう~

