自分を知ってがんばらないお片付け~ずぼら整理収納アドバイザーの机の引き出し大公開!~
整理収納アドバイザー 後藤 史恵(ごとう ふみえ)
NPOハウスキーピング協会2級認定講師、
整理収納アドバイザー1級、インテリアコーディネーター、
カラーコーディネーター2級、福祉住環境コーディネーター2級
年末の大掃除の季節です。今までためていた片付けに重い腰を上げてようやく取りかかろうとしている人も多いと思います。
そんな方々にエールを送るべく、今回のコラムでは私の机の引き出しの中の写真を公開します。
どうですか?お世辞にもキレイとはちょっと言えないですよね。
私はズボラでおおざっぱな性格。細かく区切ると出し入れが面倒なので超ざっくり収納。おまけにその中に入っているものがあっちこっち向いていてもお構いなしです。
でもこれでも欲しいものがパッと見つかるので何も困りません。
というか、あまり細かく区分けすると覚えられないので探すのに時間かかる、きれいに揃えて並べようとすると面倒で出しっぱなしになってしまう・・・長年の試行錯誤の結果これがベストとなりました。引き出しの中なんてふつうは人に見せるものではありません、自分がよければいいのです。
この写真をセミナーで見せると「悪い見本」と間違われることもあります。
しかしこれこそ私の思うつぼ。
収納方法に正解はないと身をもって伝えるネタにしています。
よく「●●●の正しい収納を教えてください」という質問をよく受けますが、整理収納の正しい手順(※)というものはあっても、収納方法となると正解がありません。
その方の家族構成やモノの種類や量、家の間取りや収納スペース、維持管理にかけられる時間や能力が違うからです。
雑誌などに出ている他人の成功例を取り入れてうまくいかないのはそのためです。
正解があるとしたらそれは「自分にあったやり方」ですること。
それには自身のライフタイルや性格、趣向をよく分析することが必要。
ズボラか几帳面かといった性格だけでなく、何を快適と思うかも人それぞれ。ホテルやモデルハウスのようなモノがあまりない空間を居心地良いと感じる人がいる一方で、何もなくて落ち着かないという人もいます。
片付けが苦手とかその状態が継続できない人は、理想が高すぎるかもしれません。
収納はスペースの容積の8割でとどめておくのが鉄則ですが、作業にかける手間や時間も8割を目安にしておくのがよいように思います。
がんばりすぎて挫折したり、片付けが負担になるよりは、この写真を見て「この程度ならやれそう」とやる気になってもらえたり、「完璧を目指さなくてもいいんだ」と心が軽くなってもらえると、とてもうれしいです。
※整理収納の手順
1 不要なモノを取り除く
2 残した品を使用頻度や目的に応じてまとめる
3 まとめた品を適した場所に適した方法で収納する
手前に洋服をかけて、奥にすのこで作った棚を設置して服を置いています。引出に入れるのは面倒なのでこのやり方。
ブティック置きといわれる手法ですが、お店みたいにきれいに積み重ねられないので、倒れてくるのを防止するためブックエンドを間にいれています。

