危険な色
カラーコーディネータ すずか ちはや
日本色彩学会会員 / 日本メンタルヘルス協会認定カウンセラー
ファッションの流行にはサイクルがあるといわれています。
ここ1,2年はグレーやベージュなどがベーシックカラーとして流行している傾向にあると思われます。
さて、今回は「危険な色」。
危険といったら、怪我などの身の危険と思われがちですが、カラーヒーリングの分野では「精神的な不安定感」などの心の状態の危険性のこと。体に使わないほうがいい色のことです。
黒の使い方などもお伝えしたことがありますが、今回は別の色です。
その色は「グレー」と「ベージュ」。
この2色は「可も無く、不可も無い」ベーシックな色。刺激が少なく、「グレー」は寒色系に、「ベージュ」は暖色系にあわせやすい「お手軽な色」ともいえます。
「グレー」は黒と白を混ぜ合わせた色なのですが、全ての色の彩度をさげ、光の効果を下げてしまう色なのです。
グレーの衣服を体につけていると、ほかの色が肌に届くときに、その色自体をくすませてしまいます。
カラーヒーリングの光の効果を下げてしまいます。光による恩恵の効果がさがってしまい、やる気や元気が出なくなるばかりか、低下させたりしてしまうことがあるのです。
体がだるくなってしますこともあります。ダラダラと無気力な精神状態をみちびいてしまいます。
なにもかも、「灰色」に引っ張っていってしまう可能性があります。
「ベージュ」は茶色を薄くした、ライト=軽い色彩の感覚を見る人にあたえます。
ですが、この色もグレーと同様「当り障りのない色」=「リラックスできる、無刺激な色」。
刺激が少なく、リラックスできる時間が長くなるほど、怠惰な状態になっていきます。
仕事から帰り、疲れを取りたくてベージュを使うのは問題ないでしょう。
ですが、24時間ベージュの影響を受けている場合、意識が刺激を受けにくくなっている状態になり、グレー同様「無気力・無刺激」になり、気が抜けたようになってしまいがちです。
以上の2色は、使い過ぎると、記憶力の低下や物忘れを起こす可能性があるといわれています。
不妊で悩んでいらっしゃるの夫婦や認知症、痴呆症などを発症した方の好きな色にこの2色が多かったりするのも、偶然ではないかもしれないのです。
ただ、この色たちが、好きだったり、学校や仕事場の制服に使われていたりするのなら、使い過ぎないことに注意し、良い刺激を与える色を「さし色」として使ったり、せめてパジャマや下着などにはこの2色を使わない努力をしていけばいいでしょう。

