しあわせを呼ぶお片づけのルール
整理・収納アドバイザー 渋川 真希(しぶかわ まき)
整理収納アドバイザー1級/インテリアコーディネーター/
福祉住環境コーディネーター2級
あわただしい日々が続きますが、そんな中にあってもきっと皆さんは家族のためにと頑張ってお片づけされていること思います。
でもちょっと待ってください。もしかして皆さん、ひとりで何もかも背負いこんでお片づけしまっていませんか?
「私だけ・・・こんなに頑張っているのに」
「家族がちっとも協力してくれない」
「言っても聞いてもらえない」
少しでも思い当たることがあったら、一度しあわせを呼ぶお片付けのルールをためしてみませんか?
家族に協力してもらうにはこんなルールがあります。
1.収納場所を変更したならどうして変更したか理由を伝える
2.どこに何が入っているか情報を共有化する。
そして収納場所が「使いにくい時には教えて」と声をかける
3.家族の行動や意見を一度は受け入れ認める
1のルールについて。
男性から話を聞いていて出てくる意見に「勝手に場所を変えられるのが嫌」というのを聞きます。
それはそうですよね!昨日までそこにあったものがない、いきなり場所が変えられているなんて...それも頻繁にだとすればものすごいストレスだと思いませんか?
男性は理論的な考え方をするので気分では動きにくいそうですよ。
どんな理由でどんな効果を求めて場所を移動したのか説明されて納得すれば動いてくれやすくなります。
家族の協力を願うのであれば、ぜひ説明をしてみてください。
2のルール。
これは声をかけて参加を促すことで暮らしを一緒に営んでいくことにつながります。
なぜこのことが大事かというと、ひとは自分の管理が及ばないものについては手を出すことをやめたり、あきらめたりしてしまいがちだからです。
変な例えですが私の場合、実家の冷蔵庫は私の管理下にないものなので、食材が入っていてもいつ買ったものか、どれから消費したほうが良いかがわからないので料理をする気がしません...。
それと同じで家の中のどこに何がしまってあるのかわからなくなると、しまう場所を聞くのも煩わしくなり出しっぱなしに...ということが起こりやすくなります。家族が家事に参加しやすくるためには情報の共有化がポイントになります。
3のルール。
これは人間関係全般に言えることですが家族内こそ、言わなくても分かっているでしょうと思わずに気持を伝え、意見を伝えることが大切です。
そしてたとえ反論があっても一度は相手の言い分を受け入れ、そんな風に感じていたんだということを認めると協力してくれなかった理由が見えてくるかもしれません。
整理収納にはハードとソフトの面があると考えています。
ハードは動線、収納スペースや収納方法の問題。
ソフトは物の管理システムや人と物との付き合い方や収納に対する考え方、人間関係の問題。
この両面からの改善ができて、はじめて継続可能な快適収納が出来上がるのです。
今回お話したのは整理収納のソフトの面。
年度末はお片づけに最適なタイミングです。新年度に向けてしあわせを呼ぶお片づけルールを活用して、自分も家族も笑顔になるお片づけにしてほしいと思います。

