2010年9月アーカイブ
生活に『アート』を取り入れる
インテリアコーディネータ 岡部 文絵(おかべ ふみえ)
インテリアコーディネータ/インテリアプランナー/カラーコーディネータ
そんな時は、絵や写真など壁に『アート』をプラスしてみましょう。
空間に潤いが出て、インテリアが豊かになります。
好きな作家のリトグラフや水彩画、風景写真、布を使ったタペストリーや空間に吊るすモビールなど、インテリアに合わせて、季節に合わせて飾ってみましょう。
お子さんの描いた絵や、拾ってきた落ち葉を額装しても楽しい『アート』になります。
また、壺やガラス器、彫刻などをプラスするのも素敵です。
◆お手本は『ホテルのインテリア』
ホテルの客室には必ず何かしらの「アート」が掛っています。
もし客室にアートが何もなかったら、想像しただけでも侘しい感じがしますね。

「アートは部屋の雰囲気を豊かに変えてくれます」
ロビーやダイニングルームにもいろんな形で「アート」が取り入れられています。
ダイニングルームのソファーを中心に、さまざまな人物のポートレートが掛っています。
両サイドにはテーブルスタンドがシンメトリーに配置され、きちんとしたイメージになっていますね。
客室にも必ずナイトスタンドがあり、部屋の雰囲気に「厚み」を持たせています。
「アート」を飾る時気をつけたいのが「照明効果」です。
せっかくのアートも、蛍光灯で明るいだけのお部屋より、スタンドや白熱球で、ほんのりとした明るさの中でこそ「味が出て見えます」
お気に入りのホテルに学んで、アートとそれを引き立てる「照明」を駆使してリラックスできる部屋作りを試してみてください。
カフェの例では、クラシックなものと、ポップでモダンな要素がミックスされて、とても個性的なインテリアになっています。かなり上級な「アート」の取り入れ方ですね。
◆アートの飾り方で『自分らしさを表現』
選ぶ「アート」で、その人らしさが表現されます。
有名作家の油絵を中心にしたリビングのインテリア、お子さんの絵や幼稚園で作った作品を、きれいな額に入れてお部屋に飾ってみてください。
「うちの子って天才?!」と思うほど素敵な「アート」になります。
落ち葉や、木の実など構成して手作り「アート」にするのも楽しいですよ。
アートを飾るといっても、大げさなことはなく、ご自分の好きなものを飾って、それが引き立つインテリアにすることが最も大切です。
「ついでそうじ」と「ポイントそうじ」
ハウスクリーニングアドバイザー
高橋 敬子(たかはし けいこ)
NPO法人ハウスクリーニング協会理事
皆さんこんにちは!
掃除って、家事の中でもついつい後回しになりがちなもの。
食事や洗濯は日々生活の中で必要不可欠なもの。
でも「掃除」って、やらなくても特別困ることはない...
いつかやろう、後でやろうな~んて思って気がつくと、もう手をつけたくない!どうしていいかわからない!という事態に!!
そこで、今回は、「ついでそうじ」と「ポイントそうじ」についてお話します。
日々の生活の中に、自然に取組んでいくこと。
例えば、毎日歯を磨く顔を洗う、風呂に入って身体を洗うそんな一連の流れの中に、'そうじ'を組み込んでいけば、苦手な貴方も、快適な暮らしになれるかもしれませんよ。
まず、その前になぜお掃除するの?しなくちゃいけないの?そんな理由から探って、お掃除を楽しく好きになってほしいと思います。
1、健康維持のため
現代の住環境は、機密性が高いことから「カビ・ダニ」の発生しやすい環境となっています。
カビ・ダニ」の栄養源となる埃や食べかすを普段から掃除で排除することが大事です。
2、財産維持のため
普段のお手入れ次第で、モノの寿命は変わってきます。
せっかく購入した家電や設備品等、マイホームまでも永く大事に使っていきたいものですね。
3、快適精神維持のため
何といっても掃除をした方が気持ちがいいはず。
キッチンがキレイになる→気持ちがいい→おいしいご飯が作りたくなる→家族が喜ぶ→家庭円満になる
このように、二次的三次的に効果があがるんです!
以上のことを踏まえると、早速お掃除をしたくなりませんか?
時間がない、忙しい という貴方にとっておきのお掃除法、2つの方法をお伝えします。
その1:ついで掃除
気がついた時、その都度ササッと行うのがついで掃除です。
たった数秒~30秒位で終わります。
■料理をしたら、使い終わったガスレンジが温かいうちに布巾で一拭き
→これで、飛び散った油汚れもほとんど取れるはずです。ここまでが、料理だと思ってくださいね。
■シンクの排水口洗いは、食器洗いのついでに洗ってしまいましょう。
→ここをさぼると、触りたくない、見たくないというとんでもないことに。
普段の食器洗いに、お椀が一つ増えたと思いスポンジだけ変えて洗うようにしましょう。
■最後に使い終わったシンクの周りの水滴を、サッと一拭き
→「水垢」は、水滴を残したためにできたもの。作ってしまった「水垢」は、なかなか落とすのは大変です。
であれば、水滴を残さないようにすればOK!
■入浴中、カビを発見したら、自分の身体を流すついでにブラッシング
→初期のカビは、ブラッシングだけでほとんど落ちます。(それでも、どうしても落ちないカビには、ポイント掃除で「湿布法」をオススメします。)
放っておくと、どんどん増えてしまうので、そうなる前に入浴ついでに処理してしまいましょう。
シャワーで流しながらブラシでこすれば、カビが舞い上がる心配もないですよ。
■入浴後、腰から下部分にお湯をかけ、その後水シャワー。あとは換気を忘れずに!
→お湯をかけることで、石鹸カスや皮脂汚れを排除。その後、室温を下げるために水シャワーを。
換気扇や窓を開けておくことで、カビ防止に!
■歯を磨きながら、鏡を一拭き
→洗面台の鏡って、歯磨きの飛び散ったあとがよくついてしまうところ。
歯を磨いている間、空いている方の手にティッシュを摑みちょっと鏡をこすってみて。いつでもキレイな鏡になっているはず。
■トイレ使用後は、サッとブラッシング。濡れた部分はトイレットペーパーで拭く。
その都度掃除すれば、洗剤いらず。
その2:ポイント掃除
1週間~1,2ヶ月をサイクルに、ピンポイントで行う掃除です。
■少しだけ時間のある時、食器を洗ったあとに換気扇のフィルター1枚だけでも洗ってしまいましょう。
2~3ヶ月に1回するだけでも、かなりラクにお手入れできます。
ガスレンジの五徳も、同じように意識するといいですよ。
■冷蔵庫の中が少なくなった時、思い切って棚板を外して中を重曹水などで拭き掃除。
一度に中を全部やらなくても、扉部分のみ、野菜室のみ、など部分的にやっていてもキレイが維持できます。
ついでに、冷蔵庫の整理収納にもなりますよ。
■お風呂掃除のついでに、壁面1面だけ丁寧に洗いましょう。
1週間に1面ずつ意識してやれば、1ヶ月間でかなりカビも含めキレイになっていくはずです。
目地などに入りこんだカビは、「湿布法」をしましょう。
カビ取り剤をつけたあとに、トイレットペーパーこよりで押さえつけ湿布をします。(20~60分位)
垂れた洗剤はよくふき取ってください。(垂れジミ予防)
その後はがしよく洗い流してくださいね。
■トイレのノズル掃除も、1週間に1回は丁寧に洗うようにしましょう。
時間のある時は、便器や便座だけでなく、埃の溜まりやすい床(特に水栓タンクの下)も丁寧に掃除しましょう。
■掃除機はまめにかけていても、テレビの裏側、ソファやベットの下には、埃が溜まりがち。
1~2ヶ月に1回は、掃除機を丁寧にかけましょう。
掃除機が入りにくい場合は、埃取り用のモップをもぐりこませて、埃をかき出しましょう。
いかがでしょうか?!
お掃除って、そんなにかしこまらなくてもついでついで、で充分維持できるものです。
それに、少しだけ余裕のある時に、1点ずつ丁寧にやる意識を持てば、充分快適な暮らしが手に入ります。
最後に、気分の乗らない時は、やらなくてもいいのですよ。
楽しく、ワクワクしながらやることが大事ですよ!
何故、整理収納が必要なのか?
整理・収納アドバイザー 中田 香苗(なかだ かなえ)
整理収納アドバイザー 1級/プロフェッショナルコーチ
整理収納講座を開催する中で、よく尋ねられる質問があります。
「何故、整理収納が必要なのか?」
「わかってはいるけど、なかなか出来なくて・・・・」
やらなきゃならない事と分かっていても出来ない・・・と罪悪感に感じている方が多いのです。
特に整理収納を家事の一部と捉えた場合そう感じやすくなります。
やるべき家事は沢山ある中で優先順位をつけるとしたら、本当に必要なのは?と思ってしまうのは無理もないことです。
また収納スペースが広い方の場合、まだモノを置ける余裕があったり、整理することなく(必要か不必要かは関係なく)とりあえずモノを収めてあるので現状のままでも良いと言う方もいらっしゃいます。
ただ一つ言えることは、人が生まれてから最期の時までモノとの付き合いが続くいう事。
これは、誰もが同じです。だったら、モノとも良好な関係であった方が、何だか良いのかも?と思いませんか?
なぜ整理収納が必要なのか、その理由は人それぞれですが、その中でも多くの人に共通する3つの考え方をご紹介します。
●モノは、勝手に増えるという考え方
モノは知らず知らずのうちに増え、溜まっていきます。
また、家族が増えたり同じ家に長く住んだ時間の経過分それらに比例して、モノが増えていきやすくなります。
モノを増やさないようにと意識していても、増えていく事は仕方のないことで、今日も何かしらが家に持ち込まれ定位置化されていきます。
●モノは使う為にあるという考え方
モノは使ってこそ、そのモノの命を真っ当出来るとうもの。そして使いやすいように準備されている方がその後の行動もスムーズになります。
ただ、特に最近はモノを使い切ることが難しくなっているのが現状です。(流行の変化・買い過ぎ・持っていることを忘れてしまう・気持ちの変化など)
だからこそ、使いきる意識が必要なのかもしれませんね。
使わないのに、勿体無いから収納してあるモノは、死蔵品になってしまいます。
●風通しが必要という考え方
日常品や死蔵品も増えていく傾向にある中、モノ溢れで風通しが悪くなります。
掃除がしづらくなり、埃も溜まる悪循環。空気も循環されず、カビの発生も心配され、家も傷みやすくなります。家も人も不健康になってしまうということです。
また、人は環境に左右されやすく、特に目からの情報に強く影響されると言われています。
ということは、いつも沢山のモノを見て漠然と圧迫感を感じているとしたら精神的にも悪い影響がありそうです。
「何故、整理収納が必要なのか?」
人それぞれに、具体的な必要性や理由があると思います。皆さんは如何でしたでしょうか?
まず、自分にとって何故、整理収納が必要なのか?を考えてみるのも、良いかもしれませんね。
<この時期オススメのお試し箇所>
この時期オススメなのは、扇風機を活用した整理収納です。
ポイントは、扇風機を使って奥まで風を通すこと。
押入れ・階段下収納・納戸などの奥へ、風を通しましょう。(普段から風通しがないと感じている箇所)
一旦モノを出し、掃除をしてから、風を通します。
ポイント1:明らかに不必要なモノや、壊れているモノなどを間引くだけでも変化を感じられますよ。しっかり風を通してから、モノを元の位置へ戻します。
ポイント2:使う時を考え、快適に使えるか?(取り出しやすく、元にもどしやすい)を考えてみましょう。日頃から、使い勝手が悪いなど、ストレスに感じていることがあれば、位置を変更してみましょう。
モノを目で見て把握することも出来ますし、掃除も出来るのでスッキリ感がアップします。
衣類、寝具なども、洗って仕舞えるモノは、この時期に済ませてしまいましょう。(寒い時期より、快適に行えます)
私も先日、寝具類の押入れと、引き出しを取り出した奥へ風を入れるようにしてみました。
モノと同じく、埃もまた勝手に溜まっていて、びっくりしました。恐るべし・・埃です。
終った後は、スッキリ。扇風機!まだまだ大活躍です。

