何故、整理収納が必要なのか?
整理・収納アドバイザー 中田 香苗(なかだ かなえ)
整理収納アドバイザー 1級/プロフェッショナルコーチ
整理収納講座を開催する中で、よく尋ねられる質問があります。
「何故、整理収納が必要なのか?」
「わかってはいるけど、なかなか出来なくて・・・・」
やらなきゃならない事と分かっていても出来ない・・・と罪悪感に感じている方が多いのです。
特に整理収納を家事の一部と捉えた場合そう感じやすくなります。
やるべき家事は沢山ある中で優先順位をつけるとしたら、本当に必要なのは?と思ってしまうのは無理もないことです。
また収納スペースが広い方の場合、まだモノを置ける余裕があったり、整理することなく(必要か不必要かは関係なく)とりあえずモノを収めてあるので現状のままでも良いと言う方もいらっしゃいます。
ただ一つ言えることは、人が生まれてから最期の時までモノとの付き合いが続くいう事。
これは、誰もが同じです。だったら、モノとも良好な関係であった方が、何だか良いのかも?と思いませんか?
なぜ整理収納が必要なのか、その理由は人それぞれですが、その中でも多くの人に共通する3つの考え方をご紹介します。
●モノは、勝手に増えるという考え方
モノは知らず知らずのうちに増え、溜まっていきます。
また、家族が増えたり同じ家に長く住んだ時間の経過分それらに比例して、モノが増えていきやすくなります。
モノを増やさないようにと意識していても、増えていく事は仕方のないことで、今日も何かしらが家に持ち込まれ定位置化されていきます。
●モノは使う為にあるという考え方
モノは使ってこそ、そのモノの命を真っ当出来るとうもの。そして使いやすいように準備されている方がその後の行動もスムーズになります。
ただ、特に最近はモノを使い切ることが難しくなっているのが現状です。(流行の変化・買い過ぎ・持っていることを忘れてしまう・気持ちの変化など)
だからこそ、使いきる意識が必要なのかもしれませんね。
使わないのに、勿体無いから収納してあるモノは、死蔵品になってしまいます。
●風通しが必要という考え方
日常品や死蔵品も増えていく傾向にある中、モノ溢れで風通しが悪くなります。
掃除がしづらくなり、埃も溜まる悪循環。空気も循環されず、カビの発生も心配され、家も傷みやすくなります。家も人も不健康になってしまうということです。
また、人は環境に左右されやすく、特に目からの情報に強く影響されると言われています。
ということは、いつも沢山のモノを見て漠然と圧迫感を感じているとしたら精神的にも悪い影響がありそうです。
「何故、整理収納が必要なのか?」
人それぞれに、具体的な必要性や理由があると思います。皆さんは如何でしたでしょうか?
まず、自分にとって何故、整理収納が必要なのか?を考えてみるのも、良いかもしれませんね。
<この時期オススメのお試し箇所>
この時期オススメなのは、扇風機を活用した整理収納です。
ポイントは、扇風機を使って奥まで風を通すこと。
押入れ・階段下収納・納戸などの奥へ、風を通しましょう。(普段から風通しがないと感じている箇所)
一旦モノを出し、掃除をしてから、風を通します。
ポイント1:明らかに不必要なモノや、壊れているモノなどを間引くだけでも変化を感じられますよ。しっかり風を通してから、モノを元の位置へ戻します。
ポイント2:使う時を考え、快適に使えるか?(取り出しやすく、元にもどしやすい)を考えてみましょう。日頃から、使い勝手が悪いなど、ストレスに感じていることがあれば、位置を変更してみましょう。
モノを目で見て把握することも出来ますし、掃除も出来るのでスッキリ感がアップします。
衣類、寝具なども、洗って仕舞えるモノは、この時期に済ませてしまいましょう。(寒い時期より、快適に行えます)
私も先日、寝具類の押入れと、引き出しを取り出した奥へ風を入れるようにしてみました。
モノと同じく、埃もまた勝手に溜まっていて、びっくりしました。恐るべし・・埃です。
終った後は、スッキリ。扇風機!まだまだ大活躍です。

