2010年10月アーカイブ

2010年10月25日 13:00

~年末年始までの準備~ 「TO DO LIST」で頭の整理と段取りを

尾山 敬子(おやま けいこ)

整理収納アドバイザー 尾山 敬子(おやま けいこ)

整理収納アドバイザー 1級

そろそろ来年のスケジュールが視野に入ってくる時期になりましたね。
毎年、年末年始をどのようにお過ごしですか?
これからの時期、クリスマス、お正月に向けてしなければいけないことがたくさんありますね。
気ぜわしくなってしまう年末年始をスムーズに過ごすコツ
それは、今の時期に「頭の整理をして段取りを取ること」です。

では、どうやって頭の整理をして段取りを取るのか・・・それはとっても簡単。
「書き出す」ことなのです(^^) とってもシンプルでしょ。
そうです、年末年始に向けての「TO DO LIST」です。
年末年始にしなければならないこと、したいこと、また来年してみたいことなど 書き出していくのです。

すると現実的に何をしなければいけないのか具体的に頭が整理されてきますよ。
また、優先順位をつけることができ、今から年末年始に向けて段取りしやすくなります。
客観的に年末年始にしなければいけないことやしたいことが頭や体の中に落とし込むことができるなど 書き出すことのメリットはたくさんあります。
今の時期に書き出して、年末年始を迎えるまでの段取りを取っておきましょう。

書き出す時のポイントは実際自分が行動を起こすことができるように具体的に書き出すことです。
文字だけでなく、イラストなど描き出すこともお勧めです。

さて、それでは実際年末年始どんなことを書き出して準備するといいでしょう。

こちらコラム_整理収納「~年末年始までの準備~『TO DO LIST』で頭の整理と段取りを」例えば
①年賀状の準備
送り先のリストアップ。住所録の確認。年賀状作成のスケジュールを考える。

②大掃除の段取り
掃除をするところの箇所を書き出す。カレンダーを照らし合わせて段取り。
掃除道具の確認をする。

③お年始の準備
送り先をリストアップ。予算。内容。買い物に行く日の段取り。

④お飾りの準備
どこに、どんなものを飾るのかリストアップ。買い物に行く(準備の)日を考える。

⑤お年玉の準備
誰に。いくら。ぽち袋の用意。新札の準備。

⑥食事の段取り
どんな食事を用意するのか考える。いつ、どこでどんな買い物をするのか考える。
食器、カトラリーなどの確認。お正月の特別な酒器やお椀、お箸などの確認。

⑦おせち料理の段取り
いつ、どこに材料を買いに行くのか考える。
調理器具、タッパー、お重の用意。

⑧買い物の段取り
様々なモノの買い物の段取りを考える。

⑨衣類の段取り
着物など、年末年始の衣類の準備がいるような場合は考える。

⑩新調するモノ・入れ替えるモノの段取り
お正月に一新するもの、入れ替えるものがあれば段取りを考える。

⑪お金の段取り
年末年始に使うお金の仕分け、予算も考える。

この様にまずは大きな項目を書き出しながら、更にそれぞれ具体的にいつ、どこで、何をどうするのか。
書き出してカレンダーやスケジュールに照らし合わせて時間軸で頭の中を整理しておきましょう。

年末年始の過ごし方は、お家によって様々です。
自分の暮らしに添った、年末年始にしなければいけないことしたいことを書き出してみてくださいね。

まずは「書き出して、描き出して頭の整理をして段取りを考えること」
今年を気持ちよく締めくくり、来年にスムーズに繋げるコツですよ。
是非実践してみて下さい♪

2010年10月18日 13:00

日本の伝統色

 カラーコーディネータ すずか ちはや

日本色彩学会会員 / 日本メンタルヘルス協会認定カウンセラー

世界は広く、文化も様々。
国によって色の発色も見え方も違います。
それは、地球が丸く、地軸が傾いているから。
私たちの住む日本はその影響で四季があり、1年間の生活環境は変化に富んでいます。
色の発色は太陽の光を強く受けていて、赤道に近いほど赤が強く遠くなるほど寒色系が強く発色します。
その理由は、太陽の光が赤から紫の7色のスペクトルで構成されているからです。
光の波長が短い赤は太陽から近距離で反応し、遠くなるにつれて長い波長が残り寒色系が反応していきます。

日本ではどのように見えるかというと、太陽の距離の他に、湿度も関係してきます。
乾燥している地域のからっとすっきり見える感覚とは違い、湿気のおかげで渋みのあるグレイッシュにみえる傾向があります。
また、日本列島は南北に長いので、北海道と沖縄では、微妙な違いがあります。
北海道では青が美しく、沖縄では赤が鮮やかにみえます。

さて、日本には世界に類を見ないほどの色の名前があります。
桃色、桜貝色、鼠色、臙脂色(エンジイロ)、海老茶色(エビチャイロ)、藍色、芥子色(ケシイロ)など、一風変わった色名で渋みのあるグレイッシュな色も多くあります。
全てを解説していくのは大変なので徐々にお話ししていくとしましょう。


こちらコラム_カラーヒーリング「日本の伝統色」
今回は「青」
この色はカラーヒーリング的には品がよく、冷静、理性的で優しく、落ちつきをもち、緊張感をやわらげ、その鎮静効果で精神安定剤ともいわれています。
青の影響を強く受けてしまうと、保守的になったり、感情を表に出さず何も考えていないんじゃないかと思われてしまうこともありますから、ご注意ください。

この青に代表される日本の伝統色が「藍」
一口に藍といっても、瓶覗(カメノゾキ)、水浅葱(ミズアサギ)、浅葱、浅縹(アザハナダ)、縹、藍、紺、褐色(カチイロ)、藍鼠(アイネズ)・・・というように、透明感のあるやわらかい色調から、吸い込まれるような深みのある色へと変化する色に全て名前がついています。
そもそも藍という染料は木綿と相性がよく、虫よけやアセモに効果があり、江戸時代から、農民の野良着、職人の作務衣、武士の着物、女性の眉墨、歌舞伎、浮世絵と、日本人の生活文化に深く染み込んできました。
まさに日本人のDNAに刻み込まれた色であるといえます。
青は「日本人の多くが好む色」といわれる人気色。
もしかしたら、日本人の気質も人気もこんなルーツからかもしれませんね。


2010年10月 4日 13:00

秋から冬を迎えるための準備~食器編~

渋川 真希(しぶかわ まき)

整理・収納アドバイザー 渋川 真希(しぶかわ まき)

整理収納アドバイザー1級/インテリアコーディネーター/

福祉住環境コーディネーター2級

10月と言えば衣替えの時期ですが、衣類だけでなく他にも入れ替えをおすすめしたいアイテムがあります。
以前のコラムで靴の衣替えというお話をしましたが、今回は秋から冬を迎える準備として食器の入れ替えのお話です。

朝晩は肌寒く感じる日も増えてきて、そうなるとあたたかいお料理が恋しくなってきますよね。
我が家でもこれからの季節、お鍋やシチュー、グラタンなどのあたたかいお料理が食卓に並ぶ機会が増えてきます。
そこで食器の入れ替えです。

こちらコラム_整理収納「秋から冬を迎えるための準備~食器編~」
例えば、こんな準備はいかがでしょう?
・磁器の食器を温かみのある土ものの陶器と入れ替える、ガラスの器を塗り物の器と入れ替える
・使用頻度の高くなるお鍋用の取り皿やグラタン皿を使いやすい場所に移す
・ランチョンマットやクロス類を暖色系の物に変えてみる


もちろん、全部の食器を入れ替える必要はありません。何かアイテムひとつ素材を変えるだけでも食卓の雰囲気が変わります。

日本には四季があり、季節ごとに食材の旬があり、その時期に食べたいお料理も変化します。
季節が変われば用途別に準備している食器は使用頻度も変わりますよね。
使用頻度が高くなれば定位置も使いやすい場所へと移した方が効率的です。

季節に合わせて設えを変え、愉しむことは四季のある日本ならではのことではないでしょうか。
季節の移ろいを感じながら生活を愉しむための整理収納として、ぜひ食器の入れ替えを暮らしに取り入れ楽しんで欲しいと思います。