2011年4月アーカイブ

2011年4月25日 13:00

大災害の中で私達が今できること

中田 香苗(なかだ かなえ)

整理・収納アドバイザー 中田 香苗(なかだ かなえ)

整理収納アドバイザー 1級/プロフェッショナルコーチ

3月11日、東日本を襲った巨大地震。
私達は今までにない大きな変化を体験しました。
観測史上最大級の大災害、そして全てをのみこむ津波の映像をテレビで見ながら、全身を不安が覆い、震えが止まりませんでした。
自然災害に対して予測不可能とはいえ、今回の地震は私達の想像をはるかに超えていました。
モノや家だけでなく、生活や生きてきた存在そのものが流れ崩れる様に、ただ呆然と立ち尽くす気持ちがしました。
被災地の方を想うと本当に胸が痛みます。

私の住んでいる静岡県でも経験をした事のない揺れが何回も続いています。
3月15日には、県内東部で震度6強の地震があり、度重なる揺れにいよいよ静岡にも!! と一時騒然となりました。
計画停電が実施される不安定な中での地震は、とても堪えました。
その後不安心理による買い物行動が加速されました。街はいつもと変わらないように見えるのに。

皆さんの所は大丈夫でしたでしょうか?
今後、地震や津波の経験から私達は沢山の事を学ぶ機会があるでしょう。
これからに活かす知識や工夫は考えるべき大切な事です。

こちらコラム_整理収納「大災害の中で私達が今できること家の中で地震が起きた際に危険な場所はないか?
重いモノ、落ちそうなモノの見直し点検をして下さい。
また、モノが多いことで、自分の身が危険にさらされる事は避けたいものです。
モノが多いお宅は要注意です。

そして、いざという時に必要なモノが探せられるようにしたいですね。
せっかく準備したのに、役に立たなかったでは、勿体ないことです。

もしものとき用に、何を準備しておくのか?は、人それぞれに選択も変わります。
今回の事から、家族で話し合っておきましょう。
何をどこに置いてあるのかの定位置も、家族の共通話題としたいですね。

そしてお店の商品が品薄、売り切れ状態の中、溜めるだけでなく家にあるモノを生かして使う意識も忘れないで下さい。
私達の不安からの行動が被災地の方へ少しでも影響がありませんようにと祈る気持ちです。

私達の生活は便利になり過ぎて何かの災害に対して必要以上に困る事が増えているのかもしれません。
被災地の皆様の復興が最優先です。
温かい思いをよせ、応援できたらと思います。
今あるモノを生かし自分を生かし、被害に遭われた方々の安心安全な日々を願っています。

亡くなられた方々のご冥福をお折り致します。

2011年4月18日 13:00

花粉対策のお掃除法

高橋 敬子(たかはし けいこ)

ハウスクリーニングアドバイザー
高橋 敬子(たかはし けいこ)

NPO法人ハウスクリーニング協会理事

皆さん、こんにちは!
ハウスクリーニングアドバイザーの高橋敬子です。

さてこの時期、花粉症で悩まれている方も多いのではないでしょうか?
かくいう私自身も、今くしゃみと戦いながらこのコラムを書いている次第です。

・・・というわけで、今月は「花粉症時期のお掃除対策」についてお話したいと思います。

そもそも「花粉症」って、スギだけではなく、50種類以上の樹木や草花が原因のようですね。
自分は何の花粉に反応するのかを調べておくのもいいのかもしれませんね。
また、よく花粉の飛散予測というのがありますが、これは前年夏の天候と秋に調査するスギ雄花の量に関連するそうです。
年々花粉の飛散量は増えているそうなので、「花粉症」の方にとっては辛い時期になりそうです・・・

さて、そんな私がお伝えできる情報は、やはり「花粉対策のお掃除法」しかありません。
少しでも辛い思いをしている方に、参考になれば嬉しいです。

外から帰った際の服はコロコロで!
まずは、家の中に花粉を入れない対策です。
まず、玄関前で粘着シートを使いせめて上着だけでもコロコロと吸着しておくといいですね。
決してパタパタと払ってはいけませんよ、舞い上げることになりますからね。

掃除機の前にウェットシートで床を!
こちらコラム_ハウスクリーニング「花粉症対策のお掃除」床がフローリングの場合、いきなり掃除機をかけるのは避けましょう!
「花粉」を舞い上がらせないために、まずは柄付ワイパーのウェットシートで床を拭いてからにしましょう。
花粉は非常に細かい粒子ですので、ドライシートではからみつかないこともありますので、ウェットシートの方がオススメです。
また、フローリングは水分を含みすぎると、接着部分が剥がれてきてよくありません。
できれば、揮発性のあるウェットシートか固く絞った雑巾でのお手入れをオススメします。

★掃除機のかけ方ポイント
普段何気なくかけている掃除機にも、ポイントを抑えると効率アップします。
・押す時よりも引く時の方が吸引力が高まります。(一部押す時の方が吸引力が高くなるものもあります)
 ノズルを引く時は、ゆっくり引くようにしましょう。
・その時、自分の身長の約半分を目安に、ノズルを往復するようにしましょう。
 あまり欲張り一度に長く押し引きすると、ノズルの先が床から浮いて吸引力が弱くなってしまいます。
・掃除機本体は、排気で花粉が舞い上がらないように常に自分の後ろに置きましょう
・特に花粉がつきやすいカーペットは'縦横斜め'あらゆる方向からかけることで、より効果があがります。


辛い花粉症時期ではありますが、お掃除の心がけで少しでも和らぐといいですね。
あっそうそう・・くれぐれもマスクはお忘れなく!

2011年4月11日 13:00

みんなで協力しましょう

岡部 文絵(おかべ ふみえ)

インテリアコーディネータ 岡部 文絵(おかべ ふみえ)

インテリアコーディネータ/インテリアプランナー/カラーコーディネータ

2011年3月11日に発生した東北関東大震災による被災地域の皆さまに、 謹んでお見舞い申し上げます。
また『まぁ、ちゃんと。』をご覧いただている皆さまにおかれましても、ご家族・ご親戚・ご友人 の方々のご無事を心からお祈り申し上げます。

◆被災された方たちに私たちができること
この度の東北関東大震災では、未曾有の方々が被災されました。
地震に加え、津波により、多くの肉親や友人を亡くされ、いかに恐ろしい思いをされ、悲しい思いをされているか、心が痛みます。
今もって不自由な暮らしをされている方たちに、私たちにできることがあります。
小さな積み重ねでも、みんなでやれば大きな力になります。


●まず『節電』・・・・
今回の震災で、福島にある原子力発電所も被災し、大きな痛手を受けました。
私たちの生活に電気は欠かせません。電気がなければ、交通機関も、暖を取るなど、生活の基本的なことができなくなります。
私たちができること、それは第一に『節電』です。
夏の電力不足も予想されます。今だけではなく『節電』をこれからの習慣にしましょう。

・使っていない部屋の電気は消しましょう
・コンセントは使うとき差し込みましょう
・暖房機器を点けるより、厚着をしましょう


●『普段から備えておきましょう』・・・・
私たちの想像を超える災害だったので、まさかここまではと非難が遅れてしまった、情報が不足して適切な行動が取れなかったなど、後から思うと悔やまれます。
このようなことに二度とならないように、災害に普段から備えをしておきましょう。

・倒れやすい家具やテレビなどは、固定しておきましょう
・ガラス扉の食器棚などは、飛散防止フィルムを貼る、簡単に扉が開かないよう金具を付けるなど
・家族間の連絡方法、落ち合う場所を決めておきましょう


●『デマには惑わされません』・・・・
風評に惑わされて、冷静な判断を失ってはいけません。正しい情報を得て行動しましょう。

・ガソリンやパンを求めて争って買占めする必要はありません。ちょっと辛抱、やがて解決します
・お年寄りや一人暮らしの人にも普段から近所同士、声を掛け合って「きずな」を深めましょう
・ネットやラジオから正しい情報を得て、冷静に行動しましょう


こちらコラム_インテリアコーディネート「みんなで協力しましょう」●『持ち物、緊急行動』・・・・
災害はいつやってくるかわかりません。
寝室や玄関先に「避難用品」を、リュックなどに入れて備えておきましょう。
また、現金と運転免許証など普段使っているものをすぐに持ち出せるよう、置き場所を決めておくのも良いですね。

・現金、身分証明書、印鑑、保険証、水、非常食、携帯電話&非常用充電器、
 ティッシュ、タオル、懐中電灯、家族の写真、ホイッスル、眼鏡、いつもの薬、
 生理用品、毛布、カイロ、防寒着など
・避難経路確保(窓・ドアを開ける)→荷物を玄関へ→底のシッカリした運動靴+防寒着→火の始末



2011年4月 4日 13:00

悲しみと復興の色

 カラーコーディネータ すずか ちはや

日本色彩学会会員 / 日本メンタルヘルス協会認定カウンセラー

このほど、東北を中心とした私たちの住む日本を大地震が襲いました。
数え切れないほどの方々が被災され、そして日本中が恐怖と不安と悲しみにさらされ、今なおそれは続いています。
被災された方々には心からお見舞い・お悔やみをお伝えしたい思いでいっぱいです。

今回は全ての方にあてはまるとは言えないでしょうが、このような状態と色がどのように関係するのか、カラーヒーリングの観点から今できることをお話したいと思います。

人間の心と色彩との関係には非常に強い引力があり、気分にあった色をうまく使うことによって、心のエネルギーが高まります。これは、年齢・性別に関わらず言える現象です。
カラーヒーリングの中でも、ストレス障害が重くならないように、心理的な予防をするために色をつかったセラピーを「カラーセラピー」と呼びます。

過度のストレスやショック、自分自身が遭遇した強く、激しい衝撃。
そのような時、人は「黒」を多く使いたがります。
画家ピカソの「ゲルニカ」は悲しみと怒り、不安や恐怖を黒を中心に描き、色彩心理を駆使した作品で、「ゲルニカ」を見る人に、強いメッセージを送っています。
私たちは、まさにこの経験をしているようにも思わされます。

一口に「黒」と言っても、実は後ろ向きなイメージとともに、悲しみから生きる意欲などの感情も含んでいると解釈できます。
この度の災害を経験したことにより、心は一気に黒に傾いていますが、黒は白と同じく全ての色を含んだ色。
ですから、これからのあり方でいくらでも、全ての色を含む「白」に変わっていけるのでないかと希望をもたずにはいられません。


こちらコラム_カラーヒーリング「悲しみと復興の色」カラーヒーリング・セラピーの観点から申し上げれば、ピンクは「幸せ」、ラベンダーは「平安と癒し」、オレンジは「やる気・ポジティブ」、緑は「安らぎ」、青は「精神安定と冷静さ」、赤は「防衛本能の向上と活動力・体温上昇」を、虹色は「全てのバランスが取れ安定・人生のターニングポイント・万感」を意味します。

それらの色それぞれが、交換神経に刺激を与え、エネルギーをアップさせ、各精神状態を導き、サポートするといわれています。

どうか、社会や自身の心が、暗く沈んでいる時こそ、上記のような色たちを、体にまとい、見て・食べて感じ、黒の中に潜むさまざまな色を私たち一人ひとりの心中から引き出して、明るく前向きに元気に自らをしむけてみてはいかがでしょうか。
私たちは白になれる力をまだもっているから。