2011年6月20日 13:00

「IHとガス」あなたはどっちのコンロ派?

岡部 文絵(おかべ ふみえ)

インテリアコーディネータ 岡部 文絵(おかべ ふみえ)

インテリアコーディネータ/インテリアプランナー/カラーコーディネータ

今はガスコンロだけど、取り換えるならIHが良いと聞くけど、本当はどっちが使いやすいの?
お料理の決め手は、やっぱり「コンロ」!ですよね。
家を新築、リフォームする場合「ガラストップのガスコンロとIHコンロ」両者の特徴がよく分からない。
そこで今回、ガスコンロかIHか、両者の使い勝手を徹底比較してみました。

◆お掃除ラクラク、安全なIH
こちらコラム_インテリコーディネート「『IHとガス』あなたはどっちのコンロ派?」掃除が楽、炎が出ないので安全だという理由から「IHコンロ」になさる方が増えてきました。
IH対応といえばステンレス製鍋ですが、それ以外の金属鍋も使える「オールメタルIH」の 価格も安くなりました。
ビルトイン型で、1か所オールメタル対応3口IHコンロなら、定価が27万~30万位です。
IH鍋専用型なら10万円台から、据え置き型なら17万円~20万円位が一般的な価格です。

『お掃除ラクラク フラットな天板』
IHクッキングヒーターの最大の良さは、やはりフラットなガラストップがあげられます。
調理中に飛び散る油など、コンロ周辺を汚すので頭を悩ませますが、手軽に手入れできるため、キッチンをクリーンに維持するには最適です。
こちらコラム_インテリコーディネート「『IHとガス』あなたはどっちのコンロ派?」
『炎が出ないので安全』
鍋の位置がずれている時など音声で注意してくれます。
炎が出ないので、何かに引火するということがなく、お年寄りでも安心して使えます。
焦げ付きしないように、自動ストップができる機種もあります。

『魚焼グリルも電気』
受け皿の下にもヒーターがあるタイプは、崩れやすい魚の切り身などを裏返すことなく焼けるので、きれいに仕上がります。
チキングリルなど、調理内容によってタイマーをセットできるタイプは、両面から短時間にコンガリ焼くことができます。

『IHの欠点』
分電盤から専用回路を引く必要があります。
40Aを60Aになど、契約電力を上げなければならない場合があります。
停電すれば言うまでもなく使えません。

◆ガスなら"ガラストップコンロ"
こちらコラム_インテリコーディネート「『IHとガス』あなたはどっちのコンロ派?」土鍋でご飯を炊く、中華鍋を使った料理が多い等の方は、やはりガスですね。
コンロを新しくするなら、お掃除が楽な「ガラストップ」が断然お勧めです。
ビルトイン型なら定価で10万円台からあります。
両面焼きグリルや高温センサー、音声ガイドが付いたタイプなら、15万円~30万円位が主流です。

『ガスなら美味しくできる』
中華鍋を煽ってのチャーハンや直火で炙る焼きナスなど、炎が立ち上がるガスコンロならではの美味しい調理ができます。
土鍋を使ったこだわりの炊飯や、ガスコンベックと組み合せたオーブン料理など、電気式オーブンより美味しく焼きあがるという方もいます。

『ランニングコストが安い』
高性能なビルトインガスコンロとIHコンロの価格はあまり変わりませんが、IHにして契約電気容量を上げると、毎月の基本料金が上がります。

『安全になりました』
上級クラスでは、焦げつきや空炊き防止に高温センサーが付いています。
音声ガイドや調理タイマーが付いていると、一層安全ですね。

『ガスの欠点』
炎が出るため、近くに可燃物があると引火することもあります。
IHなら天板に何もありませんが、ガスコンロはガラス天板でも五徳が乗っているため掃除が面倒です。

◆これからのコンロ選びのポイント
小さなお子様がいらっしゃるご家庭や、ご高齢な方だけのご家族の場合は、IHコンロ。
ご家庭で本格的なお料理をなさる方には高火力ガスコンロ。
と言うように、これからのキッチンは「省エネ」「安全」「使いやすい」をポイントに、それぞれのご家庭に合ったコンロをお選びいただければと思います。


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