2011年6月27日 13:00
節電対策のお掃除
ハウスクリーニングアドバイザー
高橋 敬子(たかはし けいこ)
NPO法人ハウスクリーニング協会理事
ハウスクリーニングアドバイザーの高橋敬子です。
いよいよ本格的な暑い暑い真夏の時期が近づいています。
「夏」と言えば、エアコンが必需品となった現代ですが、今年はそうはいきませんね。
電力不足の問題はもちろん、あの震災から3ヶ月たった今も、被災地では苦しんでいる方がいると思うと「エアコン節電」は心がけたいものです。
エアコン節電でよく言われるのが、「フィルターのお掃除」!
なぜ、フィルターのお掃除をすると節電につながるのでしょうか?
そもそもエアコンとは、室内の暖かい空気を吸い込み、外の循環機において温かい空気を冷やして室内に送りこむ方式のもの。その室内に空気を取り込む際、フィルターは室内の埃やハウスダストをシャットアウトする役目をするのです。
・・・が、そのフィルターが埃を積もったままにすると、空気の挿入が苦しくなり力を大きくして吸い込もうとするので、消費電力をあげてしまうのです。
だから・・・消費電力を低くするため、つまり節電対策にはフィルターのお掃除が必要となるわけです。
よく、カビ対策のエアコンお掃除にフィルターをお掃除すれば安心と思われている方もいらっしゃるようですが、消費電力対策にはなりますが、直接のカビ対策にはなりません。
それはエアコンのシステムを理解するとわかることですが、温かい空気を冷たい空気に循環したあとに部屋に送り込む際の吹き出し口の汚れが直接の原因となります。
さらに考えると、フィルターというのはエアコンだけではありません。
そう。「換気扇」機能にも影響してくるのです。
キッチン換気扇のフィルターも油で目詰まりしていると、ファンを回してもなかなか空気を吸い込めず電力をあげてしまします。
それどころか、モーターは回っていても空気が吸い込めず油煙が部屋中に滞り、ベタベタしてきます。
フィルターに交換用使い捨てフィルターを使用しているお宅も多いですが、油で茶色に染まってきたら早めに交換してあげましょうね。
浴室の換気扇では、湿気と埃が溜まったフィルターをそのままにすることで、やはり電力を消費します。
そして、湯気が吸い込めないことで、湿気が溜まりカビの繁殖の原因にもなります。
時々フィルターを外して洗ってあげましょう。
その際、天井についていることが多いので、すべらないようにくれぐれも転倒に気をつけてくださいね。
マンションタイプに多い天井についているトイレ用換気扇のフィルターもそうです。
トイレ掃除は、便器を中心にお掃除しがちで、ついつい上(天井)は忘れがちです。
時々天井部分も見上げて、トイレ用換気扇のフィルターもお掃除してあげましょうね。
吸引する力を少なくするためには、やはりフィルターのお掃除が重要となってくるのが理解していただけましたでしょうか?
さぁ、皆さん!
今年の夏は、皆で節電を心がけて暑い夏を乗り切りましょうね。
頑張れ東北!

