2011年8月 1日 13:00
シンプルが一番!
ハウスクリーニングアドバイザー
高橋 敬子(たかはし けいこ)
NPO法人ハウスクリーニング協会理事
ハウスクリーニングアドバイザーの高橋敬子です。
最近つくづく感じるのですが、すべてのモノに対して「昔ながらのシンプルが一番!」だと思うのです。
便利さを追求すればするほど、リスクも高くなる。であれば、そこそこ不便であってもリスクは少なくていい、と。
原発事故にも通じますね?!
日頃仕事で触れることの多い住環境設備について言えば、何でここまで複雑にする必要があるのかな?とか、モデルハウスではかっこよく見えたけど、実際住んでいくことで積もる汚れはどうやって取ったらいいの?などなど思うことがあります。
今回はそんな住宅設備に関してこれまでの経験を通し、これは掃除しにくい、できない、というものを各パーツごとに勝手にランキング?シリーズでまとめてみました。
皆様の今後の新築又はリフォームの際のお役に立てれば幸です。
●キッチン換気扇
吸引力を高めるための構造が複雑になっているため、お手入れがしにくい。
そのため吸い込みが悪くなり、油煙が室内に付着し壁や棚がベタベタしてくる。
特に天板付タイプは、その天板を洗う際シンクからはみ出て洗えない。
設置部分が外に面しているなら、昔ながらの「プロペラ式換気扇」が一番ラクですよ。
●浴室の扉や壁面がガラス張り
キレイでかっこいいガラス張りバスルームですが、日常使用することで水垢がたまり真っ白状態に!
鏡でもおわかりのように、水垢は一度付着しはじめるとなかなか落としにくくなります。
いつも水を拭いて出れば少しは予防できますが、毎日のこととなると難しいですね。
*浴室内の壁面や浴槽が、濃い色(茶系や紺系)のタイプも同様、白い水垢が目立ちますよ。
●トイレの便器と便座の隙間
ワンタッチで便座がずれてお掃除しやすいタイプもあるので、こちらは便利です。
タンクと一体になっている便座タイプ(自動的に便座のフタが上がるタイプ)は、便器と便座の隙間の汚れが落とせず、雑菌を増殖するばかり。
中には、レバーで上がるタイプもありますが、住人がそのやり方すら知らなかったケースもある。
販売者は、お手入れケアーの面で、もう少し説明を加えていただければいいのですが・・・
●洗面台の天井まである大きな鏡見た目はかっこいいのですが、鏡を拭く時は上まで届きません。
脚立があれば届くのですが、その前にそんな大きなもの必要なのかな?
あと、洗面台は2つあるのに、雑巾などを洗う洗面ボウルがない。
トイレの雑巾は皆さんどこで洗っているのでしょうか?
●アコーデオン式網戸
普段は折りたたみなので邪魔にならず大変便利です。
が、付いた埃を取り払うことは、アコーデオンになっているのでとてもとりにくいのです。
まして外して洗うこともできないですし・・。
やはり、シンプルタイプが一番いいですね。
そうそう、エアコンのお掃除いらずタイプも、実はカビ対策としては洗浄が必要なんです。
プロに頼んでも'お掃除いらず用'の複雑設計により、通常の数倍費用がかかってしまうのですよ。
やはり見た目や便利さよりも掃除のしやすさで選んだ方が、将来的に断然お徳だと思いませんか?
財産維持・健康維持につながるお掃除は、何よりの快適法だと思うのです。

