すずか ちはや(カラー)の最近のブログ記事

2011年12月12日 13:00

あったかい色と節電

 カラーコーディネータ すずか ちはや

日本色彩学会会員 / 日本メンタルヘルス協会認定カウンセラー

2011年の夏は節電が呼びかけられ、私たちも電力をはじめとするエネルギー消費に関しての関心や意識が高まってきたように思われます。
その傾向は現在でも続き、「冬の節電」も声高になってきていますね。
今回は「あったかい色」のカラーヒーリングの提案です。

ある工場で、作業員から工場内が寒いという苦情が出ました。
そこで、場内の室温を3度ほど上げたのですが、寒さは軽減されず、作業場の寒色系の壁や床をオレンジなどに塗りかえたところ、今度は「暑い」という苦情が出たので、空調温度をもとの温度にもどしたという例があります。

色彩は目で感じるだけではなく、肌でも感じることができます。
色は電磁波の一種であると以前お伝えしたことがあると思います。
人の目に見える一番長い波長を持つのが「赤」で、一番短い波長が「紫」。
この色の範疇(赤~紫の虹色の7色)を「可視光線」といいます。
そして、その範囲の外には体を温めることのできる「赤外線」や日焼けの影響をあたえる「紫外線」というものがあり、一般にも耳慣れしている光線が科学的にも一般の生活にも多く利用されていますね。

こちらコラム_カラーヒーリング「あったかい色と節電」「赤」「オレンジ」は光の波長でいうと長波長。
人間の交換神経に作用し、人を戦闘的・活発に行動させる影響をあたえ、「アドレナリン」というホルモンの分泌を促進させることは科学的にわかっています。
そして、長波長の光=色は体を温めやすく、血流を円滑に促すという効果も期待できる色なのです。

「赤パンツ健康法」という言葉をご存知でしょうか。
年配の方や長期療養中の方、冷え性で悩む女性を中心としてここ数年前から流行していますね。
赤い下着を身に着けると、「心も体も活力がわき、元気ややる気が出る」といわれています。
特に、おヘソの下3センチの丹田といわれる生命エネルギー「気」を蓄えるチャクラに赤を反応させることにより、体温上昇や血行促進、ホルモン分泌の活性化など体の機能を盛んにさせていきます。

このように、「赤」「オレンジ」の「暖色系」は「あったか効果」が期待できる色。
下着では丹田を覆う腹巻や肌着、先端の冷えを感じやすい手足のくつ下や手袋を、ガウンや半纏などの防寒着を、また、赤い食べ物を食べたり、カーペットやラグなど、肌から、目から、内臓から「赤」をはじめとする「暖色系」を意図的に使っていくと、健康的な体温の上昇とともに、室温を上げ過ぎず「節電」にも貢献できるかもしれませんね。